今日目指すのは、北海道の中心部にそびえる火山群。
かつてアイヌの人たちが、「カムイミンタラ(=神々の遊ぶ庭)」と呼んでいた場所です。
アクセスはめっちゃ悪いんですが、せっかくマイカーで来ているので行かない理由はありません。
という訳で、釧路市内からひたすらドライブです。
最初のうちは、高速の無料区間をひたすら走っていきます。
白木の木々が立ち並ぶ走りやすい道路は、北海道に来たと感じさせてくれますね。
もう信号だらけの大阪の道なんて、走りたくなくなってきます・・汗
途中に立ち寄ったのは、タウシュベツ展望台。
ちょっとした小道を歩いていくと、ず~~っと向こうにタウシュベツ川橋梁が見えました。
しょぼ・・( ̄◇ ̄;)
これで「タウシュベツ展望台」と名乗るのは、ちょっとお粗末な気がしますね。
まぁ、タウシュベツ川橋梁については明日直に見に行くので、ここはさっさとパスして先を急ぎましょう。
山道も穏やかなカーブが多くて、どこも気持ちよく走ることができます。
でもあえて言うなら、ハイライトはこの三国峠でしょう!
樹海の中に架けられた全長330mの松見大橋は、走るのはもちろん気持ちいいんですが、上から見下ろすと絶景です♪♪
お昼は「三国峠Cafe」で食べることにしました。
僕が注文したのが、5種類のソーセージカレー。
それぞれの味の違いを楽しめて、めっちゃ美味しかったです。
息子はかき揚げぶっかけそば。
こちらもかき揚げがサックサクで美味しそうですね。
食後のアイスコーヒーは、僕がこれまで飲んできたアイスコーヒーの中でいちばん美味しかったです。
マスターのこだわりコーヒーだけを、わざわざ飲みに来るお客さんも多いみたいですね。
そんなこんなで4時間ほどドライブして・・、
やっと「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」の乗り場に到着しました。
このロープウェイに乗って、黒岳の五合目まで登っていくことができます。
ロープウェイの下り場には、「カムイミンタラ(=神々の遊ぶ庭)にようこそ」の看板がありますね。
実際に下りてみると、森の中にうっすら霧がかかっていて、なんだか神聖な空気を感じます。
「ここで神様が遊んではるんかなぁ」などと考えてしまいました。
でも僕たちが行きたいのは、ここじゃありません。
ここからさらにリフトを乗り継いで、黒岳の七合目を目指します。
リフトから見える景色にも、いちいち目を奪われっぱなしです。
そしてリフトを下りると、「黒岳カムイの森のみち」がありました。
ここは散歩道というよりも、アスレチックコースみたいな道ですね。
けっこう急な坂もあって、15分ほど散策を楽しみながら登っていきます。
すると「あまりょうの滝展望台」に到着しました。
そこからの景色は、これぞ「神様の遊び場」と言いたくなるくらい素晴らしい景色でした。
さっきまでの霧も少しずつ晴れてきて、僕たちを歓迎してくれているようです (*´ω`*)
やっぱこういう時、晴れ男は得ですね♪♪
本来ならこの七合目からさらに1時間半くらいかけて頂上を目指して、カムイミンタラを上から眺めてみたい気もします。
でもさすがにTシャツ&半パン&スリッパという恰好では無理がありますよね。
またいつか、登山を目的で訪れてみたいと思います。
続いて、近くにある「黒岳の湯」で汗を流しました。
その後に、銀河の滝を見に行ってから・・、
銀仙台を目指していきましょう。
ここは大雪山赤岳の登山口になっていて、車で行ける北海道の最高地点でもあります。
最高地点と聞くと、やっぱ行ってみたいですからね♪♪
ここへの道は30~40分ほどのダートコースになっています。
対向車もほとんど来ないので、けっこうなスピードでダート走行を楽しむことができます。
そして車で行ける「北海道の最高地点」に到着。
僕たち以外は誰もいません。
またヒグマ注意の看板がありますが、ここからは徒歩で山の中に入っていきます。
薄暗い森の道で、いかにもヒグマが出てきそうな雰囲気です。
僕はお化け屋敷にも入れないビビり野郎ですから・・。汗
20分ほど山道を歩いていくと、赤岳の登山口がありました。
ここから先はかなり本格的な登山道になるので、ここで引き返すことにします。
大した絶景を見れることもなく、ちょっと残念な気もしますが、暗くなる前に車に戻らないと危ないので。
帰りのダートコースは、もう真っ暗でした。
今日は山の中の駐車スペースで、野営することにします。
晩ごはんを食べれるお店もどこにもないので、非常食のあられを食べておきます。
ま、たまにはこんなのも仕方ないですね・・。
山岳地帯のど真ん中なんで、ネットもぜんぜんつながりません。
なのでブログはテキストのみを打っておいて、後日にまとめてアップすることにします。