【北海道一周 28日目】函館

 

今日の楽しみは、なんと言ってもホテルでの朝食です。

「日本でいちばん美味しいビュッフェ」って、いったいどんなんやろ?

期待しながら向かったのが、こちらの「北の番屋」。

 

けっこう早起きしてきたのに、すでに行列ができていて20分ほど待ちました。

やっぱみんなこれを楽しみにして、ホテルに泊まってはるんやなぁと納得です。

 

席が空いたみたいなので、さっそくオリジナルの海鮮丼を作りましょう。

ご飯は少なめにして、ひたすら海鮮を盛りました。

 

これでもそこそこお腹いっぱいなのですが、もっと堪能したいという貧乏根性が出てきます。

クロワッサンも1つひとつ温めてくれるし、オムレツも好みの柔らかさで焼いてくれます。

 

あんまり欲張っても食べきれないので、こんな洋食セットにしてみました。

 

これだけ食べても、全体の品数の10%にも満たないので、ものすごい品数が用意されています。

しかもすべてがめっちゃ高いレベルで!

これにはお腹だけじゃなく、心もいっぱいに満たされました。

 

チェックアウトまでまだまだ時間があるので、ホテルの部屋でゆっくり過ごします。

昨日のブログを書いている途中だったので、さっと仕上げておきましょう。

 

息子も二度寝し始めました。

まぁ、ほぼ1カ月ほど車で寝泊まりしているので、ちょっと疲れも出てきてるんでしょうね。

午前中はホテルでまったり過ごすことにします。

 

午後からも、基本はまったり路線でいきます。

近くの赤レンガ倉庫のベンチに散歩しに行きました。

 

ここでは地元の人たちが腰かけて、まったりとした時間を過ごしています。

お菓子を食べたり、おしゃべりを楽しんだり、ただボケ~っと景色を眺めたり・・。

 

僕たちも観光モードは中止にして、地元の人たちとおなじようにまったり過ごすことにしました。

ベンチに座って、ロイズのポテトチップチョコレートを食べることにします。

ロイズをチョイスしている辺りが観光客丸出しなんですけどね。

 

これ、甘さと塩味が絶妙なんですよね♪♪

朝ごはんでお腹いっぱいになったはずやのに、無限で食べれる美味しさです。

 

その後、赤レンガ倉庫の中にある雑貨店でセンスのいいお店があったので、いろいろおみやげを買いました。

 

そこから5分ほど歩いて行くと、「北海道 坂本龍馬記念館」があります。

 

「北海道に坂本龍馬って、なんでなん?」と思っていたんですが・・、

龍馬の夢は、「北海道に自分の国を作ること」だったんだそうです。

 

龍馬直筆の言葉をそのまま借りると・・、

「蝦夷地に新国を開くこと。これはたとえ一人でもやり遂げる覚悟だ。」

龍馬直筆の手紙を読むと、その熱い思いと本気度がヒシヒシと伝わってきました。

 

自分の国と言っても、欲望のままにそんなことを考えている訳ではありません。

明治維新によって多くの武士たちが職を失うことになるので、彼らのエネルギーを蝦夷地の開拓に向けようと考えていたんです。

なんて先見の妙がある人なんやろ!!

 

龍馬は33歳の若さで暗殺されてしまったので、北海道の大地を踏むことはできなかったんですが・・、

その後に北海道に移住した一族(龍馬の子孫)によって、龍馬の遺志は今も北海道に受け継がれているんですね。

そして坂本家の9代目当主が、この「北海道 坂本龍馬記念館」の顧問をされています。

 

写真はさっきの銅像と顔抜きパネルしかダメなので、貴重な資料の数々はお見せできないんですが・・、

坂本龍馬のファンは多いと思うので、せめてリーフレットの一部だけでも♪♪

 

歩いて散策していても動ける範囲は限られているので、ちょっとくらいは車を走らせましょう。

できるだけまったりできそうな所を選んで、向かったのが「トラピスチヌ修道院」。

ここを選んだのは、函館っぽい雰囲気を満喫できて、まったり過ごせそうだったからです。

 

ちなみに僕はキリスト教徒ではありませんが、キリスト教の考え方にはかなり共感する部分も多いです。

北海道で見てきた大自然も「神様が創造した作品」って思うと、より素晴らしいものに感じられますしね (*´ω`*)

 

トラピスチヌ修道院は、純粋に美しかったです。

おかげで心穏やかに、まったり過ごすことができました (*´ω`*)

 

車を走らせたこともあって、ちょっとだけ欲が出てきました。

函館の中心街から離れたところに、干潮の時だけ入れるという秘湯があるんですよね。

「温泉やからまったりできるやん♪♪」と都合よく自分を納得させて、車を一時間ほど走らせました。

 

そして「水無海浜温泉」に到着したんですが、あいにくの満潮時でした・・(´д`|||)

 

実際に温泉のある所に行ってみましたが、「ほぼ海水」の状態でした。

こんなのに浸かったら風邪をひくだけなので、今回は諦めるしかないですね。

 

やっぱ変な欲は出さずに、ゆっくり過ごしなさいというメッセージなのかも知れません。

まぁ、本命の温泉で体を流すくらいならOKでしょう。

 

僕たちが向かったのは、「湯処 永寿湯温泉」。

源泉かけ流しの湯を求めて、遠方からわざわざ通う人もいるっていう隠れた名湯です。

 

入ってみると、お湯がめっちゃ熱いんですよね。

熊の湯も熱いと感じましたが、ここの湯はその比じゃありません。

手の平がジンジン痛くなってきて、毛細血管が破裂するんじゃないかと心配するレベルです。

 

一緒に入っていたおじいちゃんに聞くと、熱すぎて入り口のところでバッタバタ倒れる人が続出するんやそうです。

なんちゅー危険な温泉なんや!笑

気合でトータル2分くらいは浸かりましたが、体に良さそうなのはめっちゃ実感しました。

 

晩ごはんは奥芝商店の「えびダシのスープカレー」を食べに行きました。

ここのお店は、僕が通っているジムの店長さん(函館出身)が教えてくれた地元民イチオシのお店だそうです。

そして僕が注文した「おくしば~ぐカリー」がこちら。

 

ジムの店長さんがオススメしてくれるだけあって、めっちゃ旨かったです。

富良野のスープカレーとはぜんぜん違った感じで、えびのいいダシが出てますね。

僕的にはこっちの方が断然好きな味でした♪♪

 

そして食後にはラッシーを。

ナタデココを丸ごと乗せた新商品があったので、こちらを注文。

ヨーグルト味が口の中に広がり、カレーの後にはピッタリでした。

 

いつも23時頃まで粘って起きている息子も、今日はご飯を食べた後からウトウトしています。

やっぱ疲れているんですね。

 

僕の明日に備えて、そろそろ寝よかな。

ではでは、おやすみさない。

 

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