今年の夏休みは、ディフェンダーで北海道一周の旅に出かける予定です。
長旅を快適に過ごせるように、車内で使うテーブルを作っていこうと思います。
荷室の右側にキャンプ道具を並べて、その上にテーブルを作ろうという構想です。
毎度のことながら、設計図なしで「頭の中のイメージ」だけを頼りにして、現物合わせで作っていきます (*´ω`*)
さっそくプラダンで型を取っていきましょう。
車って直線じゃないので、こうやって現物合わせで作っていくのが確実ですね。
プラダンの型を眺めながら、完成イメージを膨らませていきます。
いろいろと考えた結果、シンクとドリンクホルダーも取り付けることにしました。
作業工程は増えてしまいますが、デッドスペースも有効活用できるし、使い勝手もかなり良くなるはずです♪♪
まずは合板を買ってきて、この型通りにカットしていきます。
そしてお次は、シンクとドリンクホルダーをはめる穴をくり抜いていきます。
通常ならジグソーを使うのが一般的なんですが、あいにく僕はそんな電動工具は持っていません。
なのでドリルを使って、連続で穴を空けていき・・、
細いノコギリを使って、その間を切り落としていきます。
そして余分な部分を、鋸やすりで削っていきます。
めっちゃ地道&原始的な方法やわぁ~( ̄◇ ̄;)
この鋸やすりは威力バツグンで、気持ちいいくらいガシガシと削れていきます (*´ω`*)
なので穴が大きくなり過ぎないように、そして合板の表面が欠けないように、慎重に削っていかなくてはいけません。
最後にカットした断面と角をやすりがけしていきます。
このひと手間で、仕上がりがだいぶ変わってきますからね♪♪
こうしてテーブル天板が形になりました。
アナログチックな作業の連続でしたが、イメージ通りに仕上がって満足です (*´ω`*)
お次はテーブルの脚を作っていきましょう。
と言ってもイレクターパイプを使うので、足の長さを決めてカットするだけです。
水平器とかも持っていないので、ビー玉を使って水平を調べていきます。
脚の長さを442mmにした時に、ビー玉がピタッと停止しました。
パイプを434mmにカットしたら、ジョイントパーツ込みでピッタリの長さになりました。
この2本の脚で、テーブル後方を支えることにします。
テーブル前方については、運転席のヘッドレストの穴に差し込む方法を考えていましたが、もっとシンプルな形にしたいところです。
いろいろ考えた結果、天板の裏に木材を貼るだけにしました。
この棒が荷物の上面に当たって、固定されるという訳です。
めっちゃシンプルな構造ですが、テーブルの安定度はバツグンです (*´ω`*)
すべての形状が決まったので、さっそく塗装していきましょう。
今回はちょっと高級感を出すために、3~4回くらい重ね塗りして「超防水&ツヤツヤ仕上げ」にしたいと思います。
薄~く塗って、乾燥させての繰り返し。
テーブルの淵(合板の断面)も処理しておきましょう。
普段手に触れる部分なので、ここはめっちゃ重要ですからね。
「木口テープでは安っぽいよな」と思ってホームセンターをウロウロしていると、「壁見切」というナイスな資材を見つけてしまいました!
壁に使うものみたいですが、合板の厚さにピッタリです (*´ω`*)
これを同じ色に塗装して、合板の断面に貼っておきます。
これだけでテーブルの質感&使い勝手は、かなりUPするはず♪♪
完成した天板に、シンクをはめ込んでみましょう。
排水の処理が面倒くさいので、シンクの中に水が溜まる形にします。
大人気のキャンプ用品である、フィールドシンクと同じ使い方ですね♪
今回は深さを100mm以下にする必要があったので、フィールドシンクは使えません。
なので、厨房でよく使われている深型バットを採用しました。
深型バットなら、使わない時は蓋もしておけますしね♪♪
一緒にドリンクホルダーもはめ込んで、やっと完成で~す。
けっこう高級感もあって、いい感じに仕上がったんじゃないでしょうか (*´ω`*)
そして快適に車中泊をするために、荷室にマットを敷いておきましょう。
購入したのは、WAQさんの折りたたみレジャーマット。
品質がしっかりしていて、コンパクトに折りたためるというのがいいですね。
まぁ、いちばんの購入の決め手は、「ディフェンダーのボディーカラーにマッチするから」なんですが・・(*´ω`*)
で、このマットを荷室の形に合わせて、はさみでちょきちょき切っていきます。
テーブルを設置して、このマットを敷いたら、車中泊仕様の完成で~す♪♪
おぉ~~、めっちゃイメージ通りやんかっ!!
このテーブル&キャンプ道具たちは常設にしておいて、普段は片側だけリアシートを起こして「4人乗り」とします。
寝る際にはテーブルの上に荷物も置けるし、これまでの不便もかなり解消されそうです。
さらにルーフテントも付いたら・・、もう無敵状態ですな (*´ω`*)
(追記)
テーブル前方の支えについては、後日こんな感じの板を作成しました。
折りたたみ式の棚と、ゴムのクッションを取り付けています。
この板をシートの間に差し込むことで、ビクともしない頑丈な支えになりました。
しかもデッドスペースに、ちょっとした小物を置けるようにもなりました♪♪
こんな風にして、どんどん使いやすい形に変えていきたいですね (*´ω`*)