車中泊の時に、衣装ケースや荷物を車内のいちばん後ろにまとめて置いてました。
レイアウト的には使いやすいんですが、車内で寝転べないのが難点なんですよね・・(;´д`)
そんな訳で、ラゲッジラックがあれば便利だなぁ~と思っていたんです。
荷物をラックの上に置くようにすれば、足を伸ばして寝転ぶことができますから (*´ω`*)
ちなみにですが、ディフェンダー専用でこんなラゲッジラックも販売されています。
ただ大げさな作りすぎて、使わない時は邪魔になる気がするんですよね。
そして何よりも、値段がめっちゃ高いんですわ・・(;´д`)
車中泊の時にしか使わないラゲッジラックに、99,000円も出せませんからね~。
「やっぱ自分で作るしかないよなぁ~。」
ということで、車中泊の時だけサクッと取り付けられるお手軽ラックを自作することにしました。
できるだけシンプルな構造がいいので、このフックに引っかけるだけのラックにしたいなぁと考えました。
家にある端材を使って、原寸大の試作品を作ってみました。
この構造でOKなら、めっちゃシンプルですからね♪♪
ところが!
いざ車の中に入れようとすると、幅が大きすぎて入らないんですわ (´д`|||)
う~ん、いきなり思惑が外れてしまいました・・。汗
そんな訳で、違う方法を考えなくてはいけません。
ホームセンターで2時間くらいウロウロしながら、いろんなアイデアを出していきます。
この構想を練っている時間が、僕的には一番好きなのかも知れません (*´ω`*)
いろいろ考えた結果、こんな材料を買ってきました。
2種類の金具と、滑り止めのゴムシートです。
もうこの段階では、頭の中でほぼ完成しているんですよね。
じゃあ、パパっと作っていきましょう。
まずは直角の金具を、車の傾斜に合うように微妙に角度を変えておきましょう。
その角度はだいたいの目分量です。
で、ネジ留めして金具を組み上げていきます。
既に車の寸法に合う金具を選んでいるので、作業そのものはめっちゃ簡単です。
頭の平なボルトを選んだんですが、それでも少しはみ出してますよね。
ちょっとした段差なんですが、ラックを置いた時の接地面が極端に少なくなるし、かなりガタつきそうです・・(;´д`)
この上からゴムを貼っても凸凹になるだけなので、ゴムの裏側を少し削りました。
まぁ、そのためにちょっと厚めのゴムを選んだんですけどね♪♪
細かい作業ですが、こういう部分が使い勝手に影響していきますから。
で、さっき組み上げた金具にゴムシートを貼って、ラックの土台が完成しました。
アイデアを固めたり、材料を選ぶ時間はかかりましたが、作業そのものは10分ほどです。
じゃあ、この土台を車に取り付けていきましょう。
純正のフックのネジを外して、そのネジで共締めしていきます。
材料を買う際に、現物合わせで寸法も測ってあるので、金具の幅とかもバッチリです (*´ω`*)
これを両サイドに取り付けて、ラックの土台は完成しました。
がっちり固定されていて、強度的にも問題ありません。
じゃあ次は、これに乗せるラックを作っていきましょう。
先日作った試作品(失敗作)を改良して、この土台に合う寸法に作り変えてみました。
全面に板を貼るんじゃなくて、片側は枠組みだけの状態に。
これをさっきの土台に乗せてみると、こんな感じになります。
テーブルにも干渉しないギリギリの高さでセットできますね。
片側を枠組みだけにしたのは、ラックを使用している時でも、ドリンクホルダーやシンク(小物入れ)を使いたいからです♪♪
この部分って、車中泊の時に使用頻度がめちゃくちゃ高いんですよね (*´ω`*)
さぁ、ここからは試作品の寸法を参考にして、実際のラックを作っていきましょう。
ラックは軽量&頑丈にしたいので、アルミで作ることにします。
買ってきたのは、こちらのアルミフレーム&ジョイント!
このフレームを金ノコで寸法通りにカットしてから、ジョイントでつなぎ合わせて・・、
そこにアルミの縞板を張り合わせて・・、
とうとうオリジナルラゲッジラックの完成で~す (*´ω`*)
材料費は1万円もかかってないけど、99,000円の市販品にも見劣りしてません。
・・っていうか、使う時だけササッと取り付けるこの形状の方が、僕の使い方には合ってます♪♪
そしてDIYならではのメリットもあります!
テーブル天板&ラックの接地面に、磁石を仕込んでおいたので・・、
ラックを使わない時は、こんな感じでスマートに収納できちゃうんですね (*´ω`*)
これまではテーブル下のキャンプ道具が丸見えだったんですが、いい感じの「目隠し」にもなってくれる訳です。
「一石二鳥のナイスアイデアやなぁ~♪」と自己満足しています (*´ω`*)
(追記)
ラゲッジラックに重たい荷物を積むと、ジョイント部分でちょっと曲がってしまうことに気づきました。
なのでサイズがピッタリのアルミチャンネル(コの字のアルミ材)を買ってきて、両サイドに被せて頑丈に補強しておきました。
これで重たい荷物を乗せても大丈夫やわ♪♪