折りたたみ式のテーブルを自作してみた

DIY

 

緊急事態宣言中ということもあって、不要不急の外出を自粛をしている今日この頃・・。

そんな中、自宅で過ごす時間も増えたので、DIYを楽しんでいます。

 

今回作ったのは、キャンプで使う「折りたたみ式テーブル」です。

材料となる角材は、たった400円で入手することができました。

 

でもこのままでは角材の寸法がバラバラなので、まずは均一に揃えていく必要があります。

15×15mmピッタリになるように、ひたすらカンナをかけていきます。

 

その上で、触り心地を良くするために、木材の角を落としていって・・、

 

さらに1本1本ヤスリがけしていきます。

 

こんな地味な作業を1日ぶっ通しで行って、やっと材料が整いました。

ここまで来るだけで、めちゃくちゃしんどいやん・・(´д`|||)

 

これらを木工ボンドで接着して、正方形の木枠を6つ作っていきます。

 

ボンドが固まったのを確認した上で・・、

金具がピッタリ納まるように、その部分を彫刻刀で彫っていきます。

これまた地味な作業なんですが、この一手間が仕上がりを大きく左右するんですよね。

彫刻刀の使い過ぎで、指先と爪がボロボロになってます。w

 

そして蝶番や金具を使って、6つの木枠をつなげていきます。

 

テーブルの脚については、なかなか良いものが見つかりませんでした。

苦労してやっと見つけたのが、棚受けに使う金具。

 

これに脚キャップをはめると、テーブルの脚に変身しました♪

もともとが棚受けなので、強度的にも心配ないでしょう (*´ω`*)

 

これらのパーツをいったん仮組みしてみたところ、グラグラと不安定なテーブルになってしまいました。

耐荷重のことを考えたら、追加でいろんな補強金具を取り付けていかないといけませんね。

ま~た彫刻刀で掘らなアカンのか・・(´д`|||)

 

 

ある程度の完成形が見えてきたところで、塗装していきましょう。

塗料はお気に入りの「オスモカラー」を使います。

 

自然の植物油と植物ワックスからできている、安心&安全な自然塗料です。

防カビ、防腐、防水効果もあって、仕上げのニスも要らないという優れもの。

さらに「木の呼吸も妨げない」という最強の塗料ですね (*´ω`*)

 

今回作るテーブルは「高級家具」ではなく「ガンガン使う道具」なので・・、

ちょっと古びた感じに仕上げていきたいと思います (*´ω`*)

 

オスモカラーは薄く塗っていくのが基本なんですが、今回は下塗りのみちょっと厚めに塗ってみました。

こんな方法はネットで探してもどこにも書いてなかったので、上手くいくのか内心ドキドキです。

 

塗装が完全に浸透するのを待ってから、紙やすり(150番手くらい)で塗装面を削っていきます。

そうするとオイルが浸透している部分と、していない部分に分かれました。

イメージしてた「使い古した感じ」になりそうなので、一安心ですわ (*´ω`*)

 

さらにこの上から2回、今度はできるだけ薄~く塗っていきます。

仕上げを焦らずに、時間をかけて乾燥と薄塗りを繰り返すのがポイントですね。

 

塗料を乾かしている間に、テーブルの天板作りに取りかかっていきます。

天板についてはできるだけ軽く&頑丈にしたかったので、1mm厚のアルミ板を使うことにしました。

折り加工&穴開けをしていきます。

 

塗装が完全に乾いたのを確認して、すべてのパーツをネジで留めていきます。

最後にアルミの天板を取り付けたら、折りたたみ式テーブルの完成です!!

 

簡単にできるだろうと思ってましたが、なかなか苦労しました。

テーブルの強度を出すのと、使い古した感じに塗装するのが、思ってた以上に大変でしたね (´д`|||)

 

ここまでめちゃくちゃ長い記事になってしまいました。汗

なので、なぜ6分割の形にしたのかについては、またいつかのブログ記事で紹介することにします。